紙屋悦子の青春
映画dvdのレビューです。映画好きの私が観た映画dvdのレビューです。
少し以前に観た映画も紹介していきます。
今回は2006年9月に観た日本映画「紙屋悦子の青春」のレビューです。
映画「紙屋悦子の青春」は、「美しい夏キリシマ」の黒木和雄監督が、松田正隆原作の戯曲を、美しく静かなタッチで映像化しました。松田正隆の実の母親をモデルにした、実話に基づくストーリーだそうです。
敗戦の色濃い昭和二十年の春のことです。
両親を失ったばかりの娘・紙屋悦子(原田知世)は、鹿児島の片田舎で優しい兄・安忠(小林薫)、その妻・ふさ(本上まなみ)と3人、寄り添うように暮らしていました。
長引く戦争に、不安は募りますが、酸っぱくなった芋に文句を言ったり、亡き父の思い出話に大笑いしたりと、家族と過ごす時間は、楽しいものでした。
ある日、悦子に見合い話しが持ち上がります。相手は、兄の高校の後輩である明石少尉(松岡俊介)の親友、永与少尉(永瀬正敏)でした。
悦子と明石は、密かに心を寄せ合っていましたが、海軍航空隊に所属する明石は、特攻隊に志願していたのでした。明石は自分よりも、生き残る可能性が高い整備担当の永与に、悦子を任せようとしたのでした・・・。
戯曲のように、作品中には、悦子の小さな家と、兄夫婦、明石、永与しか登場しません。昭和20年代そのままに再現された家や、道具たちを背景に、物語はゆっくりゆっくりと進みます。
古き時代の、「質素」の良さが表現された映画なのでしょう。
しかし私は、「ゆっくりさ」に耐えられませんでした。
評価が辛めです。
採点
60点(娯楽度60点、感動度60点)
作品データ
製作 2006年 日本
監督 黒木和雄
出演 原田知世、永瀬正敏、松岡俊介、本上まなみ、小林薫
鑑賞記録
2006年9月27日 動物園前シネフェスタにて

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