ピーターパンの公式
映画dvdのレビューです。映画好きの私が観た映画dvdのレビューです。
今回は韓国映画「ピーターパンの公式」のレビューです。
映画「ピーターパンの公式」は、「僕らのバレエ教室」で注目された新鋭スター、オン・ジュワンが、年上女性に想いを寄せる高校生を演じ、誰もが体験する思春期の複雑な心情を描いた青春映画です。2006年のベルリン国際映画祭などで高い評価を受けました。
高校3年生のハンス(オン・ジュワン)は海辺の小さな町で母とふたりきりで暮らしていました。ハンスは水泳選手として将来を嘱望されていましたが、大学進学を決める全国大会が始まる頃、突然退部を宣言します。
そんなとき、ハンスの母が突然服毒自殺をします。なんとか一命は取り留めますが意識は戻りません。ハンスは遺書を通して、初めて父親の存在を知ることになります。
ハンスは喪失感を抱え、空虚な日々を過ごしていましたが、ある日、隣に引っ越してきた音楽教師イニ(キム・ホジョン)に興味を抱きます。一方のイニもハンスを気遣い、優しく接するのですが……。
オン・ジュワンはこの映画が初主演ですが、思春期の若者の不可解とも思える複雑な心情をよく表現しています。
韓国映画には珍しい(?)性描写もあります。
それにしても、私にはラストシーンの意味がよくわかりませんでした。
採点
75点(娯楽度80点、感動度70点)
作品データ
製作 2006年 韓国
監督 チョ・チャンホ(デビュー作)
出演 オン・ジュワン、キム・ホジョン
鑑賞記録
2007年9月13日 シネマート心斎橋にて
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